はじめに
4月22日、23日に開催されるミリオンライブ10thライブAct-1「H@PPY 4 YOU!」の振り返り企画となります。
こちらは第3回目の「3rdLIVE」編の後半、前半もよろしければどうぞ。
ライブにまつわるエピソード
【幕張公演】
ツアーの最終公演は幕張公演、4月16日・17日の2daysで開催されました。
リーダーは1stライブからここまでミリオンライブを引っ張ってきた山崎さんとその相棒田所さん。
二人は満を持してのリーダーとしての登場でした。(フラグ)
周年ライブ初登場は阿部里果さん、斉藤佑圭さん、浜崎奈々さんの3人。3人とも1日目の登場で阿部さんは初登場でLTHのユニット乙女ストーム全員登場に加わり、斉藤さんはプロデューサーたちと見事なキャッチボール、浜崎さんは幕張メッセを巨大なリングかと思うような見事なパフォーマンスを披露します。
そして初登場が全員初日に偏っている布陣となっているのと対照的に2日目にはここまでのツアーのリーダーたちが勢ぞろいというメンバーでした。
【ゲッサンとアイル】
幕張1日目の最大の見せ場はやはりMachicoさん、愛美さん、阿部さんによるアイルだったと思います。
この曲について簡単に説明すると、ゲッサンという漫画雑誌でミリオンライブのコミカライズが行われており、単行本が出る際にはオリジナルCDが特典として制作されていました。
全5巻のうち3巻目の特典がこのアイルで、それまでの2巻のCDでは過去の楽曲のカバーだったのが3巻目にして初のオリジナル楽曲だったことで非常に話題になりました。またコミックスの内容ともマッチしていたこともあり多くの人から評価を得ていた楽曲でもあります。(ゲッサン自体は5巻で読みやすいので興味がある人はぜひ読んでみてください)
そのコミックス3巻が1月に発売されて少し経ったタイミングでメンバーもそろっている、事前に多くのプロデューサーもこの曲のセットリスト入りを予想していました。
そして実際のライブが始まると1曲前に愛美さんがジュリアソロ曲のプラリネをギターを携えてセンターステージで歌い…そのまま舞台を去らずにリングに口づけをしてメインステージに向かい、ポップアップで登場したMachicoさんと阿部さんとアイコンタクトを行い、アイルのイントロへと入る…3rdライブ内でも屈指の演出に鳥肌のたったプロデューサーも多かったようです。(ぜひ映像を見てみてください)
この曲についてはMachicoさんがいろんな所で語っていますがやっているときは必死でその時の全力を出し切ったというパフォーマンスは必見です。
この曲の前後を任された渡部さんや雨宮さんはプレッシャーを感じていた、というくらいライブにとっての見せ場であり、同時に彼女たちはそこを任されたことを誇らしいことでもあるといっておりプロだな…と思ったことも記しておきます。
【アライブファクター】
この曲はLTDシリーズでもともとは千早と静香のデュオ曲ですが、このライブでは千早の代わりに翼と静香で歌いました。
なんといっても最大の特徴は歌詞の変更だと思います。もともと『君に憧れ 君を待ち焦がれ さぁ歓びの調べを』という先輩と後輩であると同時にお互いに負けられないライバルとして歌っているのですが、今回のライブでは『君と憧れ 君と待ち焦がれ この歓びの調べを』というともに駆け抜けてきた戦友とともにツアーの千秋楽でどことなく楽しそうに歌っていて、その時その組み合わせでしかできないまさにこれぞライブでした。
【ボスラッシュ】
そしてアライブファクターで盛り上がった会場に待っていたのは次なる衝撃、通称ボスラッシュでした。
麻倉さんの「夢色トレイン」~Machicoさんの「Believe my change!」とここまで4都市でリーダーを務めてきた8人のソロ曲を歌い、そのあとをこの公演のリーダーである田所さん「Catch my dream」→山崎さん「未来飛行」とソロ曲連続10曲という怒涛の構成でソロコーナーを締めくくりました。
やはりリーダー制というのは今回のツアーの中でも重要な要素だったこともあり、ここまでのライブを振り返る要素もあり盛り上がると同時に、これで楽しかったツアーも終わっちゃうんだなぁと個人的には心のどこかで感じていました。
【ツアーの終わりと次の始まり】
そして公演も終盤となり告知コーナーに入りました。
ここでまず私たちを待っていたのは3rdライブツアー全公演のBD化決定の知らせでした。今では当たり前かもしれませんが、この少し前に開催された765単独8thツアーが商品化された際にも一部公演はダイジェスト収録だったので事前のプロデューサーたちの肌感覚では幕張と大阪はそれぞれ商品化、あとの3公演はダイジェストでまとめて1商品かな…くらいの感じでした。なのであのツアーを振り返る映像ととももに発表された全公演完全収録の発表はとてもうれしかったことをよく覚えています。
そして喜びもつかの間、さらなる衝撃が私たちを襲います。それが4thライブの開催決定、そして開催地がミリオンライブにとっては目標であった「武道館」であることの発表でした。
これは映像にも収録されていますが会場が割れんばかりの歓声に包まれます。
そして告知が終わって登場したキャストの目には涙が浮かんでいます。4thライブ武道館のことは私たちだけでなくまさかのキャストにも伏せられていたことを知ります。
それくらいミリオンライブにとって意味のある告知であり、従来ほとんどのBDで告知コーナーが収録されない中でこの告知と客席の様子だけが収録されたということからもその重要性が伝わるのではないでしょうか。
(本当にあの日は知らない人とハイタッチしているくらいうれしかったです。)
【そして伝説へ…】
そんな重要な告知も終わり、アンコールの「Thank You!」で事件は起こります。
そう、3rdライブツアーに参加してなかった人にも抜群の知名度を誇る「ありがサンキュー事件」です。
感動的な雰囲気に包まれた会場で、ここまでの3rdライブに参加していたものならだれもが次の曲は「Thank You!」だとわかるタイミング、曲の入りで二人で声を合わせて山崎「ありがとー!」&田所「サンキュー!」とごまかしようのないミスを犯しました。ちなみに会場にいた私たちからするとどっちがやらかしたのかすらわかりませんでしたが、田所さんがあちゃーって顔をしたことでみんな理解しました。
ちなみにステージの下に歌詞や進行支持が出るプロンプターという小さなモニターに「ありがとう 次曲:Thank You!」と出たことで間違えてしまってしまったというのが事の真相のようです。ちなみにこれを見たアイマスの偉い人はミリオンライブっぽいな~と感じる出来事だったとか、今になってはいい思い出なのかもしれません。(当の本人以外)
3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! を振り返って
3rdライブツアーは今振り返ってもたくさんの出来事がありましたね…
次の振り返りは4thライブ編です。最後までお付き合いいただけると幸いです。
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