はじめに
4月22日、23日に開催されるミリオンライブ10thライブAct-1「H@PPY 4 YOU!」の振り返り企画となります。
こちらは第2回目の「2ndLIVE」編、第1回目「1stLIVE」編はこちら。
もしよろしければアンケートにご協力いただけると幸いです。
2ndLIVE ENJOY H@RMONY!! 概要
開催日:2015年4月4~5日
開催場所:幕張メッセイベントホール
出演者(※周年ライブ初登場は太字で記載)
(1日目)山崎はるか, 田所あずさ, Machico, 麻倉もも, 雨宮天, 伊藤美来, 夏川椎菜, 藤井ゆきよ, 渡部優衣, 木戸衣吹, 小岩井ことり, 駒形友梨, 近藤唯, 戸田めぐみ, 山口立花子
(2日目) 山崎はるか, 田所あずさ, Machico, 麻倉もも, 雨宮天, 伊藤美来, 夏川椎菜, 藤井ゆきよ, 渡部優衣, 愛美, 上田麗奈, 大関英里, 村川梨衣, 末柄里恵, 高橋未奈美
1stライブからおよそ10カ月後にミリオンライブの2ndライブは開催されました。
1stライブのキャストの最後の挨拶でも2ndライブについては言及されていましたがあのときは言えばかなうかもしれない的なものであり決まっていたわけではなく、実際に2ndライブの発表があったのは1stライブから約半年後の12月のニコ生「ゆくM@SくるM@S」内でした。
2ndライブでは各アイドルの2枚目のソロ曲とCDメンバー歌ったユニット曲が収録された「LIVE THE@TER HARMONY」の発売後であり、セットリストのメインを占めました。
ユニットがたくさん増えた今でも乙女ストームや灼熱少女、クレシェンドブルーなど根強い人気を誇るユニットを生み出したシリーズでもあります。
ライブにまつわるエピソード
【「追いかける」】
パンフレット内でディレ1こと石原さんがミリオンライブのテーマとして上げた言葉。1stライブで走りだしたミリオンライブのアイドルたちの前には10周年を迎える765PROのアイドル達。
MOIW2014で先輩たちとともに合同でライブを行って、10周年を全力で前を進む先輩アイドル達の姿を目に焼きけて追いつけ追い越せ、と。
このテーマは2枚ずつリリースされたLTHシリーズの最初の2枚が765PROの先輩アイドル5人で構成された「レジェンドデイズ」とミリオンのシアター組だけで構成された「乙女ストーム」の組み合わせであり、その「乙女ストーム」のユニット曲の歌詞にも先輩が出てくることからも明確に意識されていたと思います。
【Day1・Day2でのセットリストの大幅な変更】
出演者のうち両日参加のキャストは9人ですが、彼女たちの披露したソロ曲は全員両日別のものとなっています。1日目にLTP曲(1曲目のソロ)を歌ったものは2日目はLTH曲(2曲目のソロ)、あるいはその逆といった感じになっています。
1stライブを経験したとはいえ、まだ大きなライブは2回目でありさらにユニット曲など初お披露目の曲も多かった中で最高を塗り替えるために相当な努力を要したことは想像に難くないでしょう。
【2nd初登場組】
小岩井ことりさん、駒形友梨さん、近藤唯さん、戸田めぐみさん、山口立花子さん、末柄里恵さん、高橋未奈美さんの7名が2ndライブでミリオンの周年ライブに 初参加となりました。1stライブの2000人規模の中野サンプラザとは異なり、今回は5000人以上収容可能な幕張メッセ、しかもバックステージやトロッコといったミリオンでは初挑戦のステージギミックも多数であった今回のライブ、初参加組はMCでは初々しさをみせつつも肝心の自分のソロ曲やユニット曲では圧巻のパフォーマンスを披露していました。初登場組の思い出などもBD内でたくさん話してますので担当アイドルがいる方は是非発売済みのBDをチェックしてみてください。
【1日目は青、2日目は赤】
セットリストのソロ曲のラストは1日目が最上静香役の田所さん、2日目が春日未来役の山崎さん。2人はミリオンライブの信号機としてもコンテンツの初期からあるミリラジでも一緒の組み合わせでミリオンライブを引っ張る存在でした。1stライブで悔しい思い出のある田所さんがその分の想いも込めて2ndライブ1日目のソロのトリを飾り、そして2日目ではトリ前がその田所さんで山崎さんへとバトンを渡して最後はセンターである山崎さんがしっかり締めました。
【2日目ソロトリ「未来飛行」】
そんな2日目のソロのトリを締めくくった「未来飛行」ですが、実はこんなエピソードがあります。
それは1stライブが終わって4カ月の8月、LTHシリーズのリリースイベントでのヒトコマ。
未来飛行のお披露目で歌詞の『期待を背負っても折れたりなんかしない』という歌詞の重圧に耐えきれずに全部歌いきることができなかった山崎さん。普段は笑顔ではつらつとした印象のある山崎さんですが、まだ1stライブを終えたばかりでアイマスのセンターというプレッシャーは彼女に重くのしかかっていたとのことでした。
そのあとにあったローソンイベントでもセットリストを「素敵なキセキ」に変更してほしいというくらい、なかなかこの曲を未来として上手く歌えなかった山崎さんを支えてくれたのは先輩たちや仲間たちでした。
リリイベの前には765PROのセンターである中村さんに相談して「失敗してもプロデューサーさんたちはそれをアクシデントではなくサプライズにしてくれるから」と言ってもらって勇気づけてもらいました。
そして 『期待を背負っても折れたりなんかしない』 の”期待”は自分一人で背負う必要はないと2ndライブへ向けた練習で気がつかせてくれたのはシアターの仲間たち。みんなと一緒に背負えば折れることはない『大丈夫、1人じゃない!』と気付いたとオーディオコメンタリーでも語っています。
そんな覚悟を背負い、ポップアップから右手を高く上げて『行くよー!』と自分の間で歌い始めた未来飛行は必見です。
【2日目のSentimentalVenus】
おそらく2ndライブで一番有名なシーン。なんなら2ndライブの映像を見たことない人でもSentimentalVenusの話は知っているとかなんとか。
2日目の中盤、末柄さん、渡部さん、夏川さんでSentimentalVenusを歌っていた途中、一瞬会場の音が途切れますがその後は問題なく順調だったかと思われた…が最後の大サビ前で会場の音声(オケ)が完全に流れなくなるというまさかのアクシデント。
このアクシデントにトロッコ上で気付いた 末柄さんと渡部さんはとっさにアイコンタクトで歌い続けることを確認しました。さらにトロッコで反対側にいた夏川さんも二人の顔は全く見えないのですが事態を察して歌い続けます。
そして何かおかしいな?と思った観客席のプロデューサーたち。、だれともなく「背伸びのvenus~♪」とみんなで歌い始めます。無事に大サビを歌い切り…最後のあいさつでワンフレーズ『迎えにいこう』をみんなで歌い奇跡のENJOY H@RMONYが出来上がりました。
たまたま歌詞の繰り返しが多い曲で、わかりやすいところで止まったという偶然はあったと思いますがこれぞライブというミリオンでも屈指のエピソードだと思います。
トラブルの後に進行が止まった会場にいるプロデューサーたちが会場の熱気を冷ますわけにはいかないと手拍子したりUOを折ったりしているのもいいですよね。
余談ですが、このアクシデントの時にたまたまトロッコは関係者席の前に止まっていたため千早役の今井さんがめっちゃ歌っている(横に響役の沼倉さんもいます)のが確認できます。そしてこのとき裏で音響スタッフはコメツキバッタのように謝罪しまくっていたとサウンドプロデューサーの中川さんが後日語っていました。
個人的にはアクシデントの後で不安もある中で何もなかったかのように次の曲であるHelloコンチェルトを立派いに歌い上げた大関さん、伊藤さん、田所さんも注目ポイントです。
2ndLIVE ENJOY H@RMONY!! を振り返って
ミリオンライブにとっては会場も大きくなり飛躍の2ndライブ。
挑戦をしたり困難を乗り越えたり、最高を塗り替えるという言葉通りのライブを見せてくれました。
明日(もしくは明後日)は3rdライブを振り返ってみようと思います。
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