2023年4月22・23日にさいたまスーパーアリーナで開催されるミリオンライブの10thライブAct-1「H@PPY 4 YOU!」にソロでフラワースタンド（以下、フラスタ）を出した話になります。
こちらが実際に制作されたフラスタとなります。
ソロフラスタを出すに至った経緯
ここ数年コロナの影響でフラスタ自体が出せない状況が続いていたこともあり、ミリオンの10thライブツアーが発表されてフラスタが送ることができるなら絶対に出そうと決めていました。
ツアーはAct-1～Act-4までの4都市で開催が決定しており、情報が出てきたのはAct-1とAct-2。
フラスタが出せるのはさいたまスーパーアリーナで開催されるAct-1のみで、Act-2は楽屋花だけ可という状況だったので私はAct-1にフラスタを出すことを決めました。
しかし問題は私が担当するアイドルがAct-1にいないこと。いつもだったら担当アイドルのイラストをイラストレーターさんにお願いして素敵なイラストを中心にフラスタを制作するのですが、さすがに今回のテーマでは公演に参加しないアイドルのフラスタを送るのはふさわしくないだろう、と考えた私。
担当アイドルがいなくてもミリオンライブというコンテンツ自体が好き（所謂箱推し）なのでフラスタを出すのをやめるという選択肢は全くなかったのでとりあえずフラスタで普段お世話になっているプリティフライさんに連絡して、テーマは決まってないけどフラスタの製作依頼だけお願いしました。
H@PPY 4 YOU!の概要が少しずつでてきて10thライブの発表の時に予想されていたように過去の1st～4thライブをモチーフにしたライブになることが明らかになります。
それで私の中で過去のライブに触れつつ10周年をお祝いしたいという気持ちになり、衣装をパネルにして祝10周年的な感じで行くことになりました。
そして衣装のパネルどうする？イラストかける人にお願いする？？ってなった時に「アイドル抜きで衣装だけ書いてほしいんですけど…」って考えたらさすがにちょっと依頼できないな～となって自作することを決定。
私の中では素敵なイラストがつく企画だから協賛を求めるのはありだけど、自分で作ったパネルのみで構成されるフラスタが見栄えのするものになる保証はないし、そもそもコンセプト通りにいくのかもわからないから今回は企画にはせずに全部自前で行く！ソロフラスタだ！！となったのでした。
今回のフラスタについて
今回のデザインのメインは10thをお祝いしているフラワースタンドであること。そこに1st～4thの衣装パネルをサブとして配置して、さらに衣装の周りにはアイドルたちをイメージした37輪の花（グリマスのフラスタなので37です）を配置しました。
10thの部分は黄色あるいは金色ではっきりと見やすいことを重視し、花ではなく金色のバルーンになりました。背景は節目のお祝いのイメージと、1stライブの影響もって個人的なグリマスのシアターの背景のイメージで赤になりました。
そして37輪の花は仕入れの時期の問題や見栄えの問題もあったのでこちらの希望をお伝えして細かな選定はお花屋さんに一任しました。
①青バラ ②スプレーカーネーション(ピンク)③ダリア(紫)④紫陽花(オレンジ)⑤マム(ピンク)⑥クリスマスローズ⑦コスモス(白)⑧マム(紫)⑨アネモネ⑩マーガレット(黄色)
⑪マム(水色)⑫バラ(紫)⑬ガーベラ(ピンク)⑭バラ(ピンク)⑮クレマチス⑯アスター(紫)⑰マム(白)⑱マム(グリーン)⑲ダリア(黄色)⑳アネモネ(紺)
㉑マーガレット(白)㉒ヒマワリ㉓シャクヤク㉔すずらん㉕ダリア(オレンジ)㉖ビオラ㉗ガーベラ(水色)㉘ブルースター㉙カーネーション(ピンク)㉚ガーベラ(ピンク)
㉛デルフィニューム㉜スプレーバラ(オレンジ)㉝紫陽花(黄緑)㉞蘭㉟ラナンキュラス(グリーン)㊱バラ(白)㊲ラナンキュラス(黄色)
フラスタ下段に付属させるパネルはVoDaViを意識した3色を周囲に配置しつつ中央には1stライブをイメージした背景にGREE版ミリオンライブ プロデューサー一同と入れました。
今回の企画はソロ企画ですが、10thをお祝いしたいグリマスPがたくさんいるのはよく知っているので勝手ながら一同を名乗らせていただきました。
（右下に小さく自分の名前を入れたのはTwitter見ていないとフラスタ出した人が誰だかわからないので念のためです。最後まで入れたり消したりしたんですが一応責任者として名前入れておく方がいいかな…と思い主催・企画者っぽく入れました。）
最後に残ったのが一番の問題、衣装パネル。そんなものを作る技術はありません。でもやると決めたらやるしかないんです。知らん間に絵が描けるようになっていないかな…と思ってちょっとだけ描いてみたけど小学生の時に白鳥の写生大会で湖にうかぶアヒルのおまるを量産してしまった腕前は残念ながら変わっていなかったようです。
かといってゲーム内データ使うわけにいかないし、「衣装 描き方」「衣装 パネル」とか調べてもあんまりいい答えにはたどり着けず、苦悩の末にイラストレーターで図形データを組み合わせてなんとか衣装っぽくできるんじゃないかという結論を出します。
初めてのイラストレーター
そして実際にイラストレーターをダウンロードして、本当に触ったことないのでまず線を引いたり四角を書いたりしてみました。丸と三角と台形と組み合わせればなんとか行けるのでは？と思って適当につくってみても到底アイドルが来ているようには見えない幾何学模様が並んでいて、世の中の厳しさを知りました。
とはいえ10thライブをお祝いしたい気持ちだけはちゃんとあるので仕事が終わって帰宅してから寝る時間を削って基礎的なところから勉強して1週間くらいでようやくバランスおかしいけどプロローグルージュといわれればそう見えなくもないモノが出来上がりました。そこからさらに3日くらいしてようやくそれっぽくなってきたのでグレイトフルブルー、パルフェノワール、ロイヤルスターレットをそれぞれ1日ずつかけて制作しました。ちょっと慣れてくると最初に作ったプロローグルージュの出来が気になってしまいそれも作り直して、結局すべてのパネル製作が終わったのはライブまで1週間を切っていました。
こんな感じでマジの初心者が作ったパネルなのでよく見るとおかしいところはたくさんあるんですが、お祝いしたい気持ちだけは本物なのでなにか見つけても温かい気持ちで笑って許してもらえると幸いです。
費用的な話
今回は造花メインでパネルの製作も自前でイラスト代もかかっていませんが、37輪のお花そろえてもらったりわがままも言ったのでサイズにしては少しかかりました。それでもパネル含めて1天井（9万円）届かないくらいです。
人によっては「高い」と思われるかもしれませんが私の10thのお祝いの気持ちなのでこんなもんかな！という気持ちです。
なんてことないフラスタの話に長々とお付き合いいただきありがとうございました！
それでは10thライブ、楽しみましょう。
GREE版ミリオンライブのプロデューサーとしてどうしてもお祝いしたかったという趣旨に賛同していただける方や頑張ったみたいだしワンコインくらいなら…という方がいらっしゃったらパスマーケットで本当にお気持ちで構いませんのでご支援いただけると頑張ってよかったな、と私が喜びます。（今回はパネルに名前が載ったり、参加特典が付いたりはしないので本当にお心づけという形になってしまいますのでその点だけご了承くださいm(_ _)m）
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