シンデレラコンプレックスとミリオンライブ

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はじめに断りをいれますがこれは私の主観に基づいた記事です。
異論もあると思うし、的外れな指摘もあるかと思います。
あくまでもそんな記事だと思ってさらっと読み流していただけると助かります。

前提として私はミリオンライブにはかなり真剣な部類で、グリマス・ミリシタ・周年ライブ・リリースイベントなどかなり網羅的に追っているのでそちらの記載はある程度正確な自信があります。
しかしながらシンデレラガールズに対してはモバマスもデレステも触ってはいるものの入賞するほどではありませんし、アニメも見てはいるものの円盤を買うほどではありません。それでも周年ライブには1st以外は現地に足を運んでおり、5thも14公演のうち半分は会場で見ていたり、グラブルのシンデレラコラボキャラは全員取得してるし、月末の更新ではデレの友人たちと共にガチャを回しながら通話したりするくらいには親しみがあります。

決してどちらかの批判をしたいという意図で書いてるわけではなく
「ミリオンライブシアターデイズ」からミリオンライブに触れた人に
なんとなく歴史でも語ってみようかなっていうのがこの記事の趣旨です

タイトルに含めた「シンデレラコンプレックス」、これはちゃんとした用語ではなく私が適当に作った造語です。
ミリシタから入った人にはなんでかわからないと思いますが、長くミリオンライブを触ってる人に多いのですが「シンデレラガールズ」と対比されることを極端に嫌う層がいます。そしてその構図をただ嫌うだけなら勝手にすればいい、と思うのですが、他人にも比較しないように圧力をかけるのをしばしば見かけます。
ミリシタからミリオンライブに触れた人にとってはシンデレラはシンデレラ、ミリオンはミリオンだし、近い存在なんだから比べたりするの普通だよね?と気軽につぶやいたら、よくわからないけど批判されて嫌な思いをした。そういのが減ったらいいなーと思って記事を書いてます。

2013年2月配信のミリオンライブには同じアイドルマスターという枠組みで1年以上前の2011年11月にサービスの開始された先輩である「シンデレラガールズ」というコンテンツがあります。
「シンデレラガールズ」はMobage、「ミリオンライブ」はGREEと違うプラットフォームで展開されてたこともあり、何かと比べられたり並べて話題に出されることが多かったのは事実です。
そして「シンデレラガールズ」は数多くのアイドルたちを魅力的に見せるのが上手かったし、なにより運営であるCygamesはとにかく時流に乗るのが上手かった。
同じ運営の人気ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」とコラボしたり、アニメ化したり、デレステという音ゲーアプリを出したり…シンデレラサイドの運営はユーザー数を確実に伸ばしていき、デレステがアクティブユーザー数十万人を抱えるコンテンツとなっているのは皆さんもご存じのとおりです。
その一方でミリオンライブにはミリオンライブにしかない魅力があるのですが、どうしても後発のソーシャルゲームであり一定のユーザー数はいるものの、臨機応変さに欠けたり、大きなムーブメントを起こしきれずにいたりという時期を過ごしてきました。そしてSNSや某巨大掲示板ではことあるごとに「シンデレラ」と比較する声が見られました。
ミリオンライブの良さを一番身近で感じているユーザーがあと一歩盛り上がりに欠ける状況にやきもきしていたのは言うまでもなく、前述の比較する声の中に悪意を持って煽るように「シンデレラ」と比較する人たちが多くはないながらもいたことで、シンデレラと比較されることを嫌う層というのが形成されたように私は思います。
たとえが正しいかはわかりませんが「とにかく派手で目立つ姉」をもった「堅実で地味な妹」の気分でしょうか。
どっちにもいいところがあるのはわかってるんです。それでも妹としては姉を称賛する周囲の声を聴いて「自分には足りないもの」がより一層際立って見えてしまう。そんな状況だったと思います。

私を含めグリマスを最後まで遊んでいたユーザーは日に日にグリマス内のユーザーが減り、コンテンツの勢いがなくなっているのを肌で感じていたと思います。
2017年3月の「武道館ライブ」が終わったらミリオンライブもコンテンツ終了してしまうのではないか。なんとなくそんな不安を抱えていたユーザーも少なからずいたように感じます。

そしてGREE版ミリオンライブの終焉。
「後から始まったのに先に終わってしまった。」そんな言葉がささやかれました。
この言葉、「何の」後から始まって「何より」先に終わったか、言うまでもなくMobage「シンデレラガールズ」、最期までモバマスと比較されたのです。

もっと細かく語ろうと思えばきりがないのですが、こういった経緯があってミリオンライブを長くやっている人、グリマスから触れている人はシンデレラガールズと比較されることにマイナスの感情、時に毛嫌いといっていいほどの反応を見せるのではないかと思っています。

さて、この記事を何で「今」書いたのか。それはこの状況がミリシタが始まったことにより一変して、グリマス時代からミリオンライブをやってきた人の意識も少し変わってきたのかな~とおもったから、あえてこの話題に触れました。

先日、ミリシタ1周年記念と称して秋葉原で行われた各種キャンペーンや、ミリシタ内のイベント「BRAND★NEW★PERFORM@NCE!!」の盛況っぷりをみて、ミリオンライブへの周囲の反応が変わってきたことをミリオンライブを長くやっている人ほど強く感じたと思います。
「堅実で地味な妹」が、その地味ながらも絶え間ない努力によって少しずつ前に進んできて、ミリシタという「新しい舞台」を得て周りの人の評価も徐々にですが上がってきて、まだまだ拙いながらも自信をもって前に進んでいる。私は今そう感じています。
なのでそろそろ強烈だった「シンデレラコンプレックス」もゆっくりだけど消えてなくなるんじゃないかな…
そんな期待を込めてこの記事を書きました。
(こんな記事を書く時点で私自身「シンデレラコンプレックス」を抱いていたのは言うまでもありません)

そしてミリオンライブの話題や二次創作など明らかに今までよりも盛んになってます。
そこにはおそらくグリマスには一切触れてい無い層がたくさんいることは想像に難くありません。
多分「シンデレラ」と比較することに大した意図はなくて、ただ単に似てるから・近いからそんな感じなんだと思います。
そういった話題が当たり前のように出て、ただの日常会話として消化される。
もしかしたら二次創作にもそういった要素が入ってくるのかもしれません。
知らないで批判されるのと知ってた上で意図してやって批判を受けるのではダメージが全く違います。
この記事を見て、そういった経緯があることを知ってるだけで、もしかしたら面倒事に巻き込まれないかもしれないし、無駄に嫌な思いをしたりする人が減るかもしれない。
この記事にそんな影響力があるとは思ってませんが、ミリオンライブが流行ってくれれば私はそれでいいんです!

長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

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