担当のガシャは教育費

担当のガシャは教育費

ミリシタでの最高レアリティカードSSRの立ち位置

三が日から何言ってるんだこいつは…って感じのタイトルですが、コミケに参加していろんな人と話していて思ったことがあるので記事にすることにしました。
一般的にはガチャと呼ばれることが多いですが、私のプレイするミリシタではガシャなので、ガシャで統一させてもらいます。
さて、昨今の多くのソーシャルゲームやアプリゲームでは基本プレイ無料でもガシャ要素がある場合がほとんどです。
私のプレイするミリシタでもご多分に漏れずガシャが実装されております。
そのガシャなのですが、GREE時代はガシャを回してレアカードを獲得すると直接的にランキングイベントで上位に入賞するのが楽になる、という物でした。
しかしながらミリシタではだいぶ事情が変わります。
ミリシタの最高レアリティであるSSRのカードを獲得するとそのアイドルの衣装が獲得できて関連コミュ(ショートエピソード)が閲覧可能となりますが、それは直接的にはゲームの成績と関与しません
また、SSRカードの能力値は高めに設定してあり、確かに音ゲームパートのハイスコアが出やすくなるのですが、ミリシタではハイスコアは称号がもらえるのみであり全体としてはあまり重要な要素ではなく、さらに言えば担当のSSRカード1枚引いたところでハイスコアで上位に食い込むことはほぼ不可能です。(最低でも5枚はSSRで固める必要があります)

私たちはなぜガシャを回すのか

そんなゲーム要素としてはSSRの必要度合いが低いミリシタですが、私に限らず担当のガシャを回す人はたくさんいます。
そこまで多くはないと思いますがハイスコア目的でガシャを回している人もいるでしょう。多くの担当PにとってMVで新しい衣装を身に纏った担当を愛でるため、コミュを見るために回しているという面は確かにあるとは思います。
しかし、ガシャは非情です。ピックアップと言いつつも1%を切る排出確率で最大約90000円が必要となるケースもあります。
そんなときにふと思うのです。

本当に私たちは衣装とコミュのためだけに担当のガシャを回しているのだろうか…

そんなときに先日コミケでいろんなPの方とお話していてとてもしっくり来たのが「担当のガシャは教育費」という考え方でした。
塾に行かせたり習い事をさせたりと、子供の教育にお金をかけるのは直接的な見返りを求めているのではなく、その子の将来の可能性を広げるために行われることが一般的だと思います。例えば塾に行かせて成績をよくするのはその子の成績を上げること自体が目的ではなく、成績を上げて進学先をより良いものにすること、ひいては将来の就職で選択肢が狭くならないように、ということが目的であることが多いです。

担当アイドルのガシャにもそれと同じことが言えるのではないでしょうか。
確かに担当のアイドルのSSRを獲得することも大事な目的の一つではあるのですが…私たちがそのアイドルにお金を使うこと、それ自体が大事なことなのではないかと。
私たちが課金をしたという事実は当然ですが運営サイドに伝わります。そしてミリシタの運営はであるバンダイナムコは営利企業ですので、アプリゲームの運営は慈善事業ではありません。(グリマスの終焉であらためてそのことを痛感しました…)
ミリオンライブでは直接的なアイドル同士のランキング要素などはほぼ見かけず、できるだけ登場機会は均一になるような配慮はされています。しかしそれでも新規のユニットが組まれる際などにそれまでのガシャの売上やイベントの盛り上がり具合が一切加味されないといったことはないでしょう。現在開催中の投票企画なんかはその最たる例だと思います。

つまり、私たち一人一人が課金をすることで担当アイドルの存在感が増し、ひいては新たな可能性の扉につながるのではないかと、私は思うのです。
心のどこかでそれを理解して私たちはガシャを回しているのではないでしょうか。

この記事を書いた目的はただ「課金しろ」と言いたいわけじゃありません。
頑張るべき時に「普段の自分」と比べて少し「頑張る」のが大事である、と言いたいのです。個人的には今がその時なのではないかと思います。
普段は回さないおはガシャを回す。いつも30000ptで終わっていたイベントを10000位入賞に切り替える。そういった少しの頑張りの積み重ねが担当の新たな一面へとつながるかもしれない。

この記事を読んで、私の考え方が気持ち悪いと思われる方も少なからずいることと思います。
それぞれの考え方があってしかるべきです。何か言いたいことがあればコメントを残していただけると幸いです。

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