いち、個別衣装がかわいくて
白状すると私は当初ミリオンライブ!は全体衣装で統一されてた方が好き派でした。
それはきっと今までのライブでそうだった時間が長いから、そして他のコンテンツとの相対的な特徴を考えたときにみんなでお揃いの衣装を着ている方がミリオンらしいと思っていたからです。
そんなことなかったね!私が間違ってました!!大人数が出るステージだからこそ、どこからでもどのアイドルがどこにいるかわかる。それだけでなくてそれぞれの衣装チョイスが絶妙で、みんな1着目のSSRで固定とかじゃなくてそれぞれアイドルに印象的な衣装がチョイスされてるんですよ…
いろんな担当Pと話したけどみんな衣装のチョイス(未来飛行とかフェスこのみとか千鶴のアナザーとかね)ほめてました。ミリシタ始まって6年以上たってる今だからこそできたことかもしれません。
に、アイドルのセリフがかっこよくて
最初にぶち抜かれたのは恵美演じるゆきよさんの 「大好きだよ、10年間ずっとね!」 (『ショコラブル*イブ』)でした。8thライブ以来の披露となる曲、ライブも序盤で10年間にいきなり触れてくると思ってなかったので不意打ちに思わず涙。
そして印象に残っている人も多いと思いますがDay1の『EVERYDAY STARS!!』、もともと挨拶曲のような感じでAct-4開幕の曲で予想していた方も多かったのではないかと思います。それをまさかライブ終盤でアイドルが今日の感想を伝える場として使うとはまったく考えてませんでした。しかもそのセリフが10年を経た今だから出てくるセリフばかりで…アーカイブで何回も見直して何回も泣いてます。
さん、ソロ曲メドレーで
Act-4にソロ曲の披露があるかどうかについてはいろんな声がありました。せっかく大人数がそろっているのだからせっかくならユニット曲・グループ曲に重きを置いてほしいという意見を持っている人も少なくなかった中でゲームサイズのメドレー形式で披露してくるというのはアイドル1人1人の歴史もまたミリオンライブ!であることを示すのには最善の選択肢だったのではないかと思います。
私が個人的に素晴らしかったと思っているのはソロ曲のチョイスです。ほとんどのアイドルにはLTP・LTH・MS1・MS2の4曲のソロがあるのできっと従来であればそれぞれバランスを考えてチョイスされていたと思います。それが今回演者さんのアンケートの影響もあって「このアイドルならこの曲」「たくさんの思い出が詰まったこの曲」と担当が思っているのに近い曲が選ばれたことです。初めての1曲だったりライブやイベントでたくさん披露したことのあるLTP・LTHからの選曲が多く、まあ盛り上がりましたね。
そして最後の『未来飛行』、これが何より偉かった。ここだけゲームサイズではなくフルでの披露でした。個人的な意見になりますがミリオンライブ!10年の歴史はそのままミリオンのセンター春日未来を演じてきた山崎はるかさんの10年(以上)の歴史だと思っていて、彼女がミリオンのセンターとどう向き合うかのきかっけとなったこの曲をフルで披露して最後に他の38人がそろう、まさにミリオンライブ!としてのソロ曲のトリとして申し分ないものだったと思います。
よん、周年曲
ソロ曲と並んでAct-4で大きく印象に残ったのが周年曲。Act-1~4まで通してみると全ての周年曲を10thライブツアーでは披露しています。
ほとんどの曲が1回ないしは2回の披露なのは意図していると思いますが、Act-4の周年曲でいえばまずは開幕曲の『Welcome!!』、これはみんな待ち望んだ披露でした。開幕にふさわしい曲として人気も高いこの曲をあえてテーマに沿っていたAct-1では披露せずにAct-4開幕のカードとして切ってくる。この曲の持つパワーが最大限発揮されて会場のボルテージが一気に最高潮になった瞬間だったと思います。
そして印象に残る披露だったのが『Harmony 4 You』『夢にかけるRainbow』の2曲。この曲のセンターはそれぞれミリシタからの追加アイドルである歌織と紬でその2人がミリシタの4周年・5周年でセンターを任されたというのはこの2人の担当Pにとってはものすごい大きな意味を持つ出来事だったわけで、まだ2人は10周年ではないけどこの10周年の千秋楽の公演で披露することで10年間の大事な歴史の1ページとして刻み込まれました。
さらに歌唱メンバーの選出もとても考えられていて、それぞれの周年曲が披露されたタイミングの公演に出演していなかったメンバーや出演はしていたけれど体調面などで周年曲の披露を見送ったメンバーがセンター2人と披露を行うという、当時少し悔しい思いをしたアイドル達にとっての晴れ舞台という形はとてもよかったです。
ご、長年の夢が叶い
Act-4は各ユニットのオリジナルメンバー(CD歌唱メンバー)に忠実であった公演でもあります。
ミリオンを好きになったタイミングによってはずっと見たかったあのユニットを見たかった姿で見ることができたという公演でもあったと思います。
Day2のアニメ曲はずっと演じてきたアイドルたちの晴れ舞台であるアニメの曲を完全な形でお披露目したいという声優さんの気持ちに応えたもので、MCのタイミングでそれぞれの曲の感想を語る姿が楽しそうであったことがとても印象的でした。
あとはやはりずっと披露が望まれていた曲、私の目線で言えば『Clover Days』と『Shooting Stars』の2曲は外せません。
『Clover Days』 はミリオンBCのコミックス5巻付属CDの初出から4年8か月がたっていて6th~9thまで披露の機会がありませんでした。この曲への思い入れは可奈役の木戸ちゃんの思いを見ていただくのが一番かなと思います。
『Shooting Stars』 については披露回数自体はかなり多く、直近ではAct-1 Day2で茜役の小笠原さんがオリメンとしての初披露だったことが記憶に新しいかもしれません。しかしクレシェンドブルー5人中4人で歌唱したり、5人そろってもう1曲の持ち歌である『Flooding』を披露したことはあるのですが、39人のシアター組のみで構成されるユニットで最もオリメン揃っての披露をしていない期間が長いユニットでもありました。2014年9月のCD発売から約10年たっての完全体クレシェンドブルーはまさに最強でした。
ろく、演者さんのあふれ出る愛
随所に演者さんの気合が伝わるシーンはあるのですが、やっぱり最後のあいさつがとても好きでアーカイブで10回以上見ているのでそこから紹介させてもらいます。(できる限り発言に近い表記にしています)
Machicoさん(翼役)「ミリオンライブがデビュー作で本当によかったな」
田所さん(静香役)「私の声優人生の中でもミリオンライブはめちゃくちゃ大事な場所です」「私にとって静香ちゃんも私の声優人生においてかけがえのない存在でほとんどの時間を一緒に過ごしてきた子です」
山崎さん(未来役)「このライブ、私たち尋常じゃねぇ想いで挑んでるんですよ」「どうして39人集まったかって、この10年ミリオンライブというこの舞台にぜっったいに39人で立つっていう強い39人の思いがあって、それをプロデューサーさんにぜっったい伝えたくて」
きっと声優として同じ役を10年以上演じることは多くないと思います。
声優としての駆け出しに近い時からミリオンライブに携わってきた彼女たちの心からの言葉を聞けて、改めて応援してきてよかったと思うと同時にこれからも応援を続けようと思えました。
10年間のどこかでミリオンライブ!のことを好きだった人にこの想いが少しでも伝わったらうれしく思います。(この3人の言葉を聞いているステージ上の他の演者さんの表情もアーカイブでぜひ見てほしいです)
なな、39人がそろってステージに立って優勝!
Act-4といえばやはりこれにつきます。
私たちの好きなアイドルがだれ1人欠けることなく10年(つむかおは6年)の時を私たちと共に歩んでくれて、そのアイドルたちが全員揃ってステージに立ってくれた。まさに夢舞台。
10年間の間にはいろんなことがありました。GREE版のミリオンライブ!が終わってしまって、次のステージがあることは当たり前のことなんかじゃないと痛感したのはきっと私だけではないと思います。演者さんにも10年あればいろんなことがありました。
それでも私たちが信じて応援し続けたアイドルたちが全員揃って、アイドルと共に歩み続けた演者さんとの成長や絆を存分にステージで発揮してくれた。『UNION!!』『Crossing!』『Thank You!』の景色はこの10年ミリオンライブ!に携わったすべての人に対してのご褒美だったように感じる時間でした。
さて、1週間たってるけどずっとアーカイブばっかり見てなかなか気持ちがAct-4から抜け出せない私の目線で見たAct-4の感想でした。みなさんのAct-4はいかがでしたでしょうか?
それではまた11thライブでお会いしましょう!次が決まってるって最高だね!!
コメント