TBで2位だったアイドルがイベントに出ること

ミリシタイベント

三姉妹カフェイベントもいよいよ佳境ですね。
現在ミリシタで開催中のプラチナスターツアー「オーディナリークローバー」はThe@terBoost(以下、TB)という投票企画の結果を元にキャスティングがなされています。
元々の投票企画には3種類のシナリオに5つの役がそれぞれあり、各役で得票数1位を獲ったアイドルにその役が与えられるという物でした。
その結果三姉妹カフェでは長女役歌織、次女役静香、三女役杏奈、ネコ役美也、イケメン役莉緒という配役になっております。
投票企画であったのでそれぞれの役には1位を獲れなかった2位以下のアイドルがいます。
その中でも1位と比較的僅差であった2位のアイドルが今回の三姉妹カフェ、前回の超バレーボールともにゲーム内のイベントストーリーに脇役として登場しています。
今回のイベント内でネコ役の美也と切磋琢磨している志保もその1人です。TB企画ではネコ役で最終日までどちらが勝ってもおかしくない展開で惜しくも美也の前に敗れました。
元々の企画趣旨では1位がキャスティングされることしか明言されていなかったのでいくら僅差だろうが2位である志保がイベントストーリーで出てくるのは私も正直言って意外でした。

この2位であるアイドルがストーリーに絡んでくることについて私なりに考えたことについて書きたいと思います。(メインストーリーとは関係ありませんが一部超バレーボール・三姉妹カフェのネタバレありますのでご注意ください。)

TB企画で2位であったキャラがストーリーに投票で敗れた配役とそんなに遠くない役柄で出るシステムについて、私はとても素敵な運営側の気持ちと受け取っています。
(私の周りには見かけませんが)一部ではTB企画に負けたことを思い出して嫌な気分になるので出さないでほしかった、という意見もあるようですね。確かに私も志保がネコ役をやってて何も思わないわけではありません。メイド服の志保も見たかったし、黒ネコの志保のカードだって欲しかった。1位を獲らせて曲も歌って欲しかった。
しかしみんなが精いっぱいやった結果として勝ったのは美也。なので本来志保には何もなくてもおかしくないんです。
おそらく運営が健闘を称えたご褒美としてイベントストーリーに絡ませてくれたのでしょう。
1位が取れないからあきらめていたら、あの時に投票を呼びかけてなかったら、イラストやSSを投稿したりそれを拡散したりしていなかったら…ストーリーに出てなかったかもしれないのです。
今回の志保に与えられた役は志保の「かわいさ」と「負けず嫌いで頑張り屋」な一面を見せてくれるもので、次回の投票企画があるかはわかりませんが、志保担当Pではない人に対してきっとプラスの印象をもたらしてくれることでしょう。そう考えると狙った役は獲れなかったけれど、少なからず志保Pの人たちやそれを応援してくれた他担当のPたちが頑張った甲斐はあったのではないかと思えてきます。
これだけだと志保Pだからそういえるんだろっって言葉が飛んできそうなので、前回と今回の脇役の中では個人的に一番恵まれてない役だと思った未来ちゃんについても書きたいと思います。
未来ちゃんは新入生役で海美に敗れてバレーボール部員役としての登場でしたが、あまり未来っぽいよさは感じられずちょっと頓珍漢なアホの子として出てきたように私には映りました。きっとストーリーの展開の中で未来の良さをわかりやすく伝える手段がなくなってこの結果になったのかな、と個人的には思ってます。ただ、それでも出ないより出たほうがいい、と私は強く主張したいです。

なぜなら配役がないとストーリーに絡むことはできず、当然話に出てこないのだからプラスの印象にはなりえません。
しかし配役があればそのアイドル特有の「らしさ」を出せる当たり役の場合にプラスの印象が残せる可能性が出てくるし何よりアイドルのキャラクターをより知ってもらうことができる。では当たり役ではなかった場合にはどうなるか、というと2位のアイドルをおまけでキャスティングしているので大きく話を展開させる役ではない分、多くの場合はマイナスになるまでもなくそもそも印象に残らないのではないかと私は考えています。
「役がなくて印象も生じない±0」と「もしかしたらプラスになり、そうでなくても±0」であれば私なら後者の方が良いと感じるので、先ほども言ったようにストーリーに絡めるだけでもアイドルにとっては良いことだと思うのです。

らしくない役をやったことで他のイベントで出演機会を減らされるのでないか、という心配はあるのかもしれません。
確かにミリオンライブは少なくともシアター組39人に関してはおそらくガシャやイベントの出演機会をなるべく平等になるように割り振っている印象があります。(AS組に関してはTBも投票できなかったのでわかりません)
これは推測ですが、TB企画に関してはその均等の輪の外にあると思っています。
もし今回のイベント出たから次の機会減らすぞってなったらそもそも1位を獲るメリットがなくなりますし、行われたTBイベントと直近数回のイベントを見ても連続でタイトルイラストに重複しているアイドルも複数います。
なのでTBでは役が与えられることに得はあっても損はないエクストライベントみたいなもので、だからこそ一部の2位のアイドルも出してくれてうれしいというのが私の今の気持ちです。

さて、ここまでアイドルにとってのプラスになるかどうかという視点で私なりに考えてみました。
これを読んで気持ちの整理がつかずにTB企画やそのストーリーがあまり好きではなかった人にとって、頑張ってよかったなかなと少しでも思ってもらえれば幸いです。
私はこう感じましたがいろんな考え方があるし、やっぱりそれでもストーリーに絡んでほしくなかったという人もいると思いますが、それはそれでいいんじゃないでしょうか。きっと頑張ったけど届かなかった悔しさがあるからそういう気持ちになるわけで、真剣さの裏返しだと思います。

もしこれで次回また投票企画があった場合には今回の結果も踏まえ、さらに激しい戦いになりそうなことを考えると安易にやってほしい、とは言えません。
しかし投票企画には投票企画ならではの面白さもあると思うし、アイドルの新たな可能性が広がるかもしれないと考えるとやってほしいような気もします。
また次があるようならその時も全力で楽しみましょうね!

コメント

  1. 匿名 より:

    自分も同意見です。
    今回のことに関しては運営にもの凄く感謝しています。
    コミュ1話丸々志保と美也のために使ってくれたし、志保の配役が黒猫でしかも鳴き声まであって、投票期間中に自分がやってきたことが無駄じゃなかったって思えたからです。
    たしかにメイド服を着た志保も見たかったし、「オーディナリィ・クローバー」みたいな曲も歌ってほしかったって気持ちも勿論あります。
    だからこそ、次こそはと決意も新たにすることができました。
    以上、通りすがりの志保Pより

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りいろんなことを考えつつも次に進むもうと我々に思わせるためにとても良い采配だったのではないか、と個人的に感じております。
      まあ見たくない、という人の気持ちもまるっきりわからないわけではないのですが、それで運営やTBの企画自体を嫌いになっちゃうのはもったいないかな~というおせっかいな記事ですね!

  2. 匿名 より:

    百合子Pです。
    今回、前回のイベントコミュでは2位の子たち、そして彼女らを応援したPたちへの多大な配慮が感じられました。
    コミュの内容についても、特にカフェにおいては十分「ご褒美」だと受け取れる内容だったと思っています。

    しかし、劇場サスペンスイベントで確実視されている百合子のゲスト出演を実際に目の当たりにしたとき、運営の配慮を快く受け取れる自信は正直言ってないです。
    その役の立ち回りによってはかなりネガティブな感情を持つと思います。ひょっとしたらそれをきっかけにミリシタから離れるかもしれません。
    (今のミリシタ運営なら無難な落しどころにすると思いますが……)

    そういった意味で、今回2位の(それも接戦の)子たちを出演させたのは運営的にはとてもリスキーな判断だったのではないか?と考えています。
    私含めて未だに敗北を引きずっているPは沢山見ますし、こういった配慮やコミュの内容に対して受け取りかたは人それぞれな面がありますので……

    全体としてはブログ主さんにほぼ同意です。

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      毎回よいものがもらえるとは限りませんし、志保だと出番は結構良いときと悪いときの差が激しいことが多いです。
      だからこその慣れもあるかもしれませんが良いものは受け入れて、悪いものは適当に流すようにしております。(最初に見たときはネガティブな感情を抱きますが…)
      個人的には現実と同じで山あり谷ありで過ぎてみれば意外と笑い話になったりするものなので真剣にとらえすぎないくらいでよいのではないかと思います。
      らしさが発揮できる役が来ることをお祈りしております。

  3. 匿名 より:

    星梨花Pです。
    今回のイベント、正直美奈子と志保と彼女たちのPがめちゃくちゃ羨ましいです。そしてそれ以上に、「自分の至らなさが、星梨花のかわいさを伝えられる機会を完全に奪ってしまった」という後悔で死にそうです・・・。
    上の方のコメントを引用させていただくと「自分がやってきたことが無駄だった」と改めて突きつけられたような気がしてしまって・・・。
    そしてもう本当に最悪の考え方だと分かっているんですけど、「ビーチバレー2位よりも票取っているはずなのにどうして」とか思っちゃって自己嫌悪で二度死にそうです。星梨花は絶対そんなこと考えないと思うので、Pとして二重で至らなさが露呈してしまっています。

    でも、2位の子をみんな出すというわけにはいかないことは分かっているので、イベントが楽しめないとかは全く無くて、コミュもPVも最高だったので結局最高だな!と思えて良かったです。いまだにぐちゃぐちゃと色々考えてはしまいますけど、TB自体は本当にめちゃくちゃ楽しかったので、まとめると次があったら絶対負けない!!!って感じです。全然まとまってないですすみません!

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      今回のイベントが来る前から2位のアイドルの扱いについては書く予定でしたが、実際に志保があの形で来てしまうと志保Pである私が何を書いたところで説得力に書けるとは思いますが…
      TBにはTAで役を獲ったアイドルが全体的に浮動票の恩恵を受けづらかった感じはするので星梨花は厳しい戦いでしたね。
      もしTC(仮)がくるとしたら今回の経験・結果は自分たちの参考にもなるし、他の人にとっての投票先選択で参照されるはずです。
      そういう意味で全くの無駄ではないのですが、心情的には理解できます。
      次回があったとしたらお互い担当にぴったりの役があることを祈り、それが来た時にはできることを精いっぱい頑張れるといいですね。

  4. 匿名 より:

     内容を拝見しました。私もほぼ同意見です。

     私の担当はTAで役をとれましたが、それにはある外的要因が絡んでいました(あえて詳しくは書きません)。その時担当や自分たちが受けた言葉は今でも覚えています。激励や祝福、そして極々一部ですが耳を塞ぎたくなるような言葉も。TBが行われると知ったとき、どの役が担当にあうかな~という考えとともにそれらの言葉がフラッシュバックしてきました。不思議ですよね、機会やチャンスが巡ってきて嬉しいはずなのに、同時に負の感情や思い出も脳裏に浮かんでしまう。得票数で順位が決まる、そんな勝負の世界に放り込まれると「楽しくプロデュース」なんて考えは変わってしまうのでしょうね。

     当選した5人以外のアイドルが出演する意図については、個人と法人の行動理念は異なりますから作り手が語らない限り私にはわかりません。数多く生まれる憶測に対して救われた、切り替えられたと考える人もいれば、脇役扱いを受け入れられずそれが引き金となってミリオンライブそのものから離れてしまった人も見ました。逆に2位の子を出すことで、当選した5人の出番が薄まったという意見も見ました。
     グリマスのTAとミリシタのTBはゲーム性の違いから、得られる報酬が目に見えて異なる部分があったのも、2位のアイドルも機会があることに是非が生まれた要因の一つかもしれません。TBに限らず、衣装やカードは欲しいしコミュや楽曲に担当には参加してほしいというのは当たり前の感情だと感じます。その感情に異議を唱えられるPはそうはいません。
     
     今回の事で改めて感じたことがあります。それは「やっぱり自分の担当たちが一番可愛い」という認識をPのほぼ全員が持っているということです。だからTBという長期間の投票型イベントで、「ゲームプレイヤーとしてのプロデュース」に加え本来の意味での「アイドルのプロデュース」に精を出し、よい結果を残したいと思うんです。頑張ったからこそ、その結果(順位や票数)が「プロデューサーとしての技能そのもの」のように思えてきてしまう。だから嬉しさも悲しさも悔しさも、時として恨み言も生まれてくるんだろうなと。 
     私は2位のアイドルが出ることを肯定する側としてイベントに参加しています。担当はいますが、基本的に52人+αの全員が好きなので少なくとも私はだれが来ても嬉しいのですが、そうではない人の考えを否定したり排除したりしようとは考えません(そもそもアイドルを蔑むような人には関わらないようにしているのですが)。「脇役だが出番を与えられた」、「脇役でしか出番を与えられなかった」、「脇役すらなかった」、「そもそもAS組は参加できなかった」という思考の溝はそうそう埋まらないでしょうし。
     
     私の担当はTBでは落選しました。はっきり言って惨敗もいいとこです。同担のPたちも勝負が見えてきてからは副担や、接戦のところに票を入れ始めました。これに関しては正直きつかったです。
     それでも嬉しかった出来事があります。それは明らかにTAの時より参加してくれたPの数が明らかに増えていたこと、そしてなにより票を入れる入れない拘わらず、他の子たちの魅力を私に伝えてきてくれたPがたくさんいたことです。この人たちはこの子が大好きなんだなというのがこれでもかというくらい伝わってきました。逆にダイマし返したりもしましたけど笑。
     
     長くなりましたが、出番云々に関してはいろんな意見があるとは思います。でも投票期間のPたちの奮闘をみる限り、結果は兎も角自身のプロデュースを恥じる必要はないんじゃないかなと思いました。
     Pたちの「大好き」伝わってきたよと私は伝えたいです。

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      一応承認制の形になっておりますがアドレスなしでも大丈夫なのでアドレス記載のないこちらを承認とさせていただきました。(とはいってもスパム以外は全承認です、わかりづらくてすいません。)
      おっしゃれることについてはTB企画そのものの存在意義についてというように感じます。
      偏見が多分に含まれますが、ミリオンライブを好むPはあまりアイドル間の優劣・順位付けを好んでいないような印象があります。
      劇場の絆、それがミリオンライブの良さの一つだと私も思っております。
      しかしみんな仲良くばかりでは現実の世界では行きませんし、劇場版の伊織ではありませんがみんなをライバルだと思ってやっている、というように時にこうした競争要素があるというのは私たちにとっても、もしかしたら今後を考えるうえで運営にとっても必要な刺激のようにも思えます。
      そういった場としてはTAやTBはとてもいい企画だとは思いますが、おっしゃるように自分の担当が一番という意識は根底にはみんなもっている。だからこそ結果を踏まえていろんな感情が渦巻くのだと思うし、私はそれも含めて参加型の企画だと思うのでいろんな感情があり、時にはマイナスの物もあるかもしれませんが、きっとそれぞれに何か感じることがある。私もそれでいいと思います。
      この1件でミリオンライブを離れるのは早計ではないか…と思わなくもないですが、それすらもその人がそう思ったのであれば仕方ないし、少なからず運営からは100%が満足できないのであらば少しでも多くの人が満足できる形を探ろう、という姿勢を感じます。
      同担に関しては考え方も思い入れも様々なのがこの企画の難しいところかもしれませんね。それをうまく乗り切れた陣営が今回の各勝者なのかもしれません。
      結果についてはどうやったって出てしまう物であり、勝負は時の運。同じことを時期をずらしてやればまた違う結果が出ると思います。
      あの時担当のために精一杯頑張った、それがすべてだと私も思います。

  5. […] とはいえTBの傷が完全に癒えたわけではなかったのですが、私はちゃんと結果と向き合うことも次のためには必要だろうと思い始めていました。イベントが始まってコミュでネコ役が出てくると美也がミャオ役、志保がシッポ役として出てきましたね。2位でコミュに出ることについては以前記事に書いた通りで肯定派ですが、いい役どころもらってわがままだ、と言われそうですがそれでもやはり見ると主役をあげられなかったことへの後悔がふつふつとわいてくる。ドラマCDでも出番はあるけどオーディナリー・クローバーは歌ってないし、担当のDIAMOND DAYSも聞くことができないのはやっぱり辛かった。 […]

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