TBで負けてからの1年間

雑記

2018年1月22日

忘れもしません。1月18日に誕生日を迎え、一斉投票や祝福のムードでネコ役の美也との差を一気に開いたあの日からわずか4日。
圧倒的であった差はじわじわと詰められ、気が付いたら逆転され、でも私の手元には投票できる権利はもうない。ただひたすらに志保の手から役が零れ落ちていくのを見守ることしか私にはできなかったあの日。

2018年1月23日

1月23日の0:00になる直前の票差でおそらく負けているであろうことは明白だったのですが、日付が変わってもその事実を認めたくなくて全然寝つけなかったのを今でもよく覚えています。
翌日も平日で仕事なので布団に入っても、なんで勝たしてあげることができなかったのか、どこで相手との差がついたのか…そんな自問自答をしても答えなど出てくるはずもなく無力感だけを感じていたあの夜。
Twitter上では精一杯絞り出して美也と美也Pへの祝福を絞り出していましたが、正直なところしばらくは美也Pの顔は見たくないくらいに辛かった。(心当たりある美也Pの人、ごめんね)
そして結果発表を見て、ドラマCD・イベントコミュの配役だけでなく衣装もつくことを知りさらに打ちひしがれた記憶が今でもよみがえってきます。

そんな私を救ってくれたのはやっぱり担当だった

多分去年の1月末~3月くらいは仲のいいPさんとあってもTBの話になるとあんまり褒められた態度じゃなかったのではないかと思います。
担当を勝たせてあげられなかったTBの結果はかなり引きずっていましたが、私に前を向かせてくれたのもまた担当アイドルの志保でした。TBで後ろ向きな気持ちを引きずる私をよそに、担当アイドルは表現の難しいアンドロイドに挑戦し、見事に演じきって私の心を溶かしてくれました。そこから少し先のことを考えられるようになってきました。
「なんでTBで負けたのか」を考えたって結果は変わらない、だったら「うちの担当にはこんないいところがあるんだ」って人に伝えられるような努力を私がすればもしかしたら次の1ページは変えることができるかもしれない。
そしてそういう気持ちになれたことで、ようやく私はTBのネコ役の勝者である美也とも向き合えた気がします。

TBイベント、ドラマCD

とはいえTBの傷が完全に癒えたわけではなかったのですが、私はちゃんと結果と向き合うことも次のためには必要だろうと思い始めていました。
イベントが始まってコミュでネコ役が出てくると美也がミャオ役、志保がシッポ役として出てきましたね。2位でコミュに出ることについては以前記事に書いた通りで肯定派ですが、いい役どころもらってわがままだ、と言われそうですがそれでもやはり見ると主役をあげられなかったことへの後悔がふつふつとわいてくる。ドラマCDでも出番はあるけどオーディナリー・クローバーは歌ってないし、担当のDIAMOND DAYSも聞くことができないのはやっぱり辛かった。

リリースイベント

そんな私がようやくネコ役が美也でよかったな、と思えたのが12/30に行われたリリースイベントでした。そこで桐谷さんの表情を見て、ネコ役にかける思いや選んでくれたことへの感謝を聞いて、「ああ、ネコ役はこの人で良かったんだな」と自分の中で消化することができた気がします。
それがあったから年明け1発目のRaise the Flagイベントで担当の頑張りに恥じないように走り抜けようと頑張れたし、TCイベントへ向き合えたんじゃないかと今となっては思えます。

最後に

私はここに書いたようにTBから実に約1年間、心のどこかで敗北を引きずっていました。
TCで役をつかんだアイドルの担当が偉そうなことを言うな、と言われればそれまでです。
ただ、次があるかどうかはわかりませんが、今回TCで思ったような結果が出なかった担当のPさんたちに言いたいことがあってこの記事を書きました。
私たちが投票企画の結果で嫌な気持ちになっても、アイドル達は次に向かって頑張ってます。
投票企画の存在が大きいのはTA、TBで私も嫌というほど知っていますが、それがすべてではありません。

今回の投票企画でミリシタから距離を置こうと思う方もいると思います。
でも「すぐに」とは言いませんので、できればもう一度担当の頑張っているところをしっかり見てあげてほしい。それでも気持ちが切れてしまっているのであれば充電して休んでからでいいのでどこかでまた担当に触れてほしい。
そしてできることであれば、自分の担当が敗北した役の行く末をしっかり見届けてほしい。それはとてもしんどいことですが、次に進むために必要なことだと思います。

今まで担当アイドルと紡いできた物語を敗北で嫌な思い出のまま閉じるのはもったいないと思います。
別に次回の投票企画に参加しろなんて言いません。投票企画を抜きにしたって、担当が出るコミュやイベントで、その輝いている姿をみてこそのプロデューサーなんじゃないかな、と私には思えてならないのです。ゆっくりと時間がかかってもいいからあなたのやり方でプロデュースを楽しめる日が来ることを期待して、筆をおかせていただきます。

コメント

  1. 匿名 より:

    わざわざこういう記事を書いてくれてありがとう。心が温まりました。こういう体験談は貴重であり、Pとしての心のありようのひとつを示していると思います(偉そうな表現ですいません)。

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      今回いろんな思いをした方がいると思いますし、今は絶望の淵みたいな人も少なくないと思って、少しでそういう人にミリオンを避けないでほしいな、と。
      あわよくば前向きなビジョンを持ってもらえたら嬉しいとおもって書きました。たくさんの方に読んでいただけたようで私としても書いていろいろ思い出しちゃいましたが、書いてよかったと思ってます。

  2. 匿名 より:

    以前TBに関する記事(2位の出演)にコメントした者です。お疲れさまでした。
    過去2回の事もあって、志保ちゃんの陣営は大差をつけても心が休まる瞬間がそうそう
    なかったと思います。

    個人的にTCを通して再確認したことが1つあって、それはデレマスのアニメに出てくる
    「クライアントが最初に会うのは、アイドルではなく君だ。みだしなみには細心の注意を払うように。」
    という美城常務の言葉はTC投票にとってかなり的を射たものだなと感じました。
    この子のこの役が見てみたいというと同等にPたちがどんな行動をしてるか?コンべやSNS上の様子はどうか?も見られている。アイドルだけでなくPが評定付けされている。暫定ではありますが最終結果に表れているなと感じました。TATBのときもですが今回はよりいっそうそういった雰囲気が強かったと思います。

    そういった意味でTBでの敗北(きつい言葉でごめんなさい)を受け入れ、負の感情を引きずらず戦い抜いた筆者さんたちの姿が今回の結果(暫定)に繋がった要因の1つのように思います。笑う門には福来たるってやつです。

    私の担当はおそらく落選です。思うようにいかなかったこと、結果が伴わなかったことは悔しいですが、それでもちゃんと前を向いています。現状を受け入れること、負けをぼやかさないことが大切だなとこの記事からも改めて認識しました。

    改めて1か月間お疲れさまでした。僅かながらではありますが、志保ちゃんにも投票した1人としてよい結果が出ることを祈っています。

    • gasu_y より:

      コメントありがとうございます。
      温かいお言葉、感謝します。前回よりもコンベンションセンターができた分、おっしゃる通り担当Pが矢面に立つ印象は強くなったのかもしれませんね。
      次があるのか、あったとしたらどのような変更があるのかもわかりませんがそういった面も考えて行動した方が良いのかもしれません。

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