ミリオンライブとライブBD

ミリオンライブとライブBD

はじめに

ミリオン6thライブ神戸公演が終わって…次の福岡公演まで1ヶ月以上あくというスケジュールの中、皆さんいかがお過ごしでしょう。
私は6/29が待ち遠しくて仕方がない気分で過ごしています。(6/23にはランティス祭りもありますね!)
今回はそんなライブ成分を補充しないと普段の生活を乗り切れないプロデューサーの強い味方、ライブBlu-ray(以下、ライブBD)について書きたいと思います。ライブBDは円盤とも呼ばれることがありますが、現在ミリオンライブには周年ライブと呼ばれる1st~5thだけで5年分=全16公演、そこにアイマス合同ライブであるM@STERS OF IDOL WORLD(以下MOIW)の2014や2015公演、ハッチポッチ公演なども加えるとかなりの種類があり、当然のようにいずれも1公演2時間以上のボリュームですので全部見ようと思ったら何時間かかるのか…

そんな状況なので今日は個人的に最近ミリオンライブに入った人向けに最初に見るならこの1枚、というのを独断と偏見で選んでみようと思います。
あくまでも私の主観なので、あれもこれも…という意見はコメントにでも書いていただけると幸いです。
また、複数日にわたる公演では通しで見たほうが感動度合が上がる、というのは個人的にはとてもよくわかるのですが、いきなり全部見るのは金額的にも時間的にもハードルが高いので今回はそういう勧め方はしない方向で行きたいと思います。

ミリオンライブはじめとしたアイマスのBDでは複数公演をセットにした特別限定版が存在することが多いのですが、基本的には生産期間が限定されているため5th以外ではそれらの限定版は定価よりも値段が高くなっていることが多いです。
こだわりがなければ各公演ごとにばら売りでパッケージ化されたものを手に入れるのがよいでしょう。

ミリシタから始めた人・最近ライブに行き始めた人には5thBD

まずは1枚選ぶならこれ、というのにふさわしいのが5thBD。
2018年6月にさいたまスーパーアリーナで行われたミリオンライブ5周年の公演です。
1日目・2日目で演者が全員入れ替わり、ミリシタでいうシアター組39人のうち昴役の斉藤さん以外はいずれかの日に出演しています。
内容について簡単に触れると、 ミリシタが配信されて初の周年ライブだったこともあり、38人それぞれのソロ曲、ミリシタで聞きなれたユニット曲や全体曲の披露がなされたまさにミリシタ1stライブといった構成でした。
演者さんたちの5th時点での完成度の高いパフォーマンスが見れ、ソロとユニット曲のバランスが良いので初めての1枚としてはとても入りやすく、ミリオンライブのライブがどんな感じなのか、とてもよく伝わる映像作品となっています。

どちらか1枚買うのであれば、個人的には担当アイドルが出演している方を選べばよいと思います。複数担当の方は出演者を見て決めてください。
どちらか決められないよ!って方にはミリシタから参加した紬役の南さんと歌織役の香里さんが初の周年ライブに挑む姿がみられる1日目が個人的にはお勧めです。

ミリオンライブの765(AS)が好きなんだ!という方は ハッチポッチ

私が言うまでもないかもしれませんがHOTCHPOTCH FESTIV@L!!を見てください!
765単独のライブにも私自身何回も足を運んでいますが、それとはまた違った765PROの魅力に出会えます。
ミリオンライブとしてのASは先輩としての役割を期待されることが多いです。初めてのアイマス合同ライブであるMOIWでも基本的には他のみんなを引っ張っていることが多かった印象が強いです。
そんな先輩としての役割が多いASですがハッチポッチでは仲間としての一面も感じられます。各楽曲ごとに裏テーマに基づいたグループ分けでAS、シアター組混成で楽しそうにライブをしている姿は必見です。

そんな楽しそな雰囲気でも先輩の貫録を見せつけてくれたのがASメンバーのみによるシアター楽曲カバーでしょう。
初日はRaise the Flag、2日目は俠気乱舞を彼女たちなりのスタンスで歌い上げたその様には畏敬の念を感じられずにはいられませんでした。ぜひその目でご確認ください。
また1日目は春香役の中村さんと未来役の山崎さんによる赤の系譜、2日目は千早役の今井さんと静香役の田所さんによる青の系譜のデュエットもハッチポッチならではのミリオンライブとしてのASが強く感じられる名場面です。

ミリオンライブの物語が好き!という方には担当の初舞台を見てほしい

ミリオンライブの歴史にはライブが大きくかかわっているというのはご存じの方も多いかもしれません。最初に展開されたCDシリーズから基本的に毎シリーズでリリースイベントを行っていますし、周年ライブで声優さんたちが着た衣装がゲーム内のアイドルに反映されるイベントもミリオンライブでは恒例となっています。
今では数多くのステージを経て 圧倒的なパフォーマンスを誇るミリオンライブの声優さんたちですが、彼女たちにも「初めてのステージ」がそれぞれに存在します。私はそんな彼女たちの初舞台が大好きです。
開催中の6thライブや直近にBD化された5thライブと比べると、もしかしたら人によっては歌や踊りに未熟さを感じるかもしれません。演者さんの中にはご自身のミリオンライブでの初舞台をどちらかというとネガティブな記憶としてとらえている方もいる気がします。しかし、それでも私は初舞台が好きなのです。

ミリオンライブの醍醐味の一つは物語性だと私は思います。小さな劇場から始まったアイドルたちがステージに立って時に苦労をしてみんなで協力して、経験を積んで成長していく。ゲーム内ではよく見かける描写ですが、それをまさにライブでも感じることができるところがミリオンライブの素晴らしいところです。
声優としてのキャリアがミリオンライブから始まったり、人前で歌ったり踊ったりするのがミリオンライブで初めてだったり、ダンスの振付どころか基本のツーステップもおぼつかない…そんな声優さんたちが「私の演じるアイドルはもっとやれる」「少しでも私を通してアイドルを感じてほしい」と必死で練習して今できる精一杯の力を発揮した、それが初舞台なのです。
練習したことをすべて本番で発揮できる人なんてほとんどいません。声が震えたり動きが硬かったりと緊張している人もいれば、ステージ上であふれる感情を抑えられなかった声優さんもいます。それはプロの仕事として考えたら「失敗」という言葉でくくられるのかもしれません。しかしそれは同時に「成功させたい」という強い思いの裏返しでもあると私は思います。
本気で練習したからこそ本番で緊張する。絶対にやってやろうと思ってできなかったからこそ悔しい。彼女たちの初舞台の一挙手一投足からはその思いをとても強く感じます。だからこそ、担当Pさんには自分の担当アイドルの声優さんの初舞台を見てほしいし、できればオーディオコメンタリーまできいてどんな思いで演じていたのかも知っていただければと思います。

基本的には1stライブ出演者は1stBD、1st出演していなくて2nd出演者は2ndBD、1stも2ndも出演していない3rd出演者は3rdBD、それぞれが出演している公演日のBDがおすすめになります。(調べてもわからなかったらここのコメントで質問するか、SNSで有識者に聞いてみてください。)
少し複雑なのが中野で行われた1stライブよりも少し前にさいたまスーパーアリーナで行われたアイマス合同ライブMOIW2014にミリオンライブの一部が出演していることでしょうか。
ものすごく個人的な意見ですが矢吹可奈役の木戸さんとジュリア役の愛美さんに関してはMOIW 2014も見ておいた方がいい気がします。(木戸さんは2日目、愛美さんは1日目)…ですが出演時間がとても短いので最初の1本としてはおすすめしづらいところがあります。

おわりに

ご存じの方も多いかと思いますが、私はミリオンライブが大好きです。
ブログタイトルに元~とつけている通りゲームも嗜んでいますが、私のミリオンライブの入り口はライブ。そこで見たもの聞いたものがあってますますミリオンライブが好きな今があります。
ゲームを楽しんでいる人がライブに興味を持つきっかけになれば、と思い拙いながらもこの記事を書いてみました。
ここにはあえて挙げませんでしたが、ミリオンライブのライブにはたくさんの魅力があります。
それに関してはこちらの記事で書きましたのでもしほかにもどんなライブがあったのか気になる方は目を通してみてください!

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